October 28, 2008

効率化を突き進んできたのに、待っていたのは米余り現象。
単価が上がらず、消費量も増えないので、農家は減反を押し付けられるというありさま。

この悪循環を打破するためのアイデアのひとつが、環境共生米なのです。

簡単に云うと、生物多様性の回復に寄与する稲作の米を、理念を共にできる方々に、労力に見合う対価で食べてもらおうという仕組み。

米の価値は、これまで食味などの品質や、もっぱらわが身の安心安全という視点からで決まってきましたが、味や健康以外の、今ふうにわかりやすくいえばエコロジー的要素にもお金を払ってもらおうというものです。

もっとも有名なのは、コウノトリの野生復帰計画に合わせ、十分な採餌できるような水田に転換した兵庫県豊岡市。
ここでできた米はコウノトリ米というブランドになっています。今月下旬にトキの放鳥が行われる佐渡でもトキの生息環境を提供する水田の米をブランド化しています。