02 2 / 2012

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2010年12月、パタゴニアが生きたガチョウから手摘みされたダウンを使っていると、動物愛護団体〈Four Paws〉から糾弾されました。私たちはこれを論破しましたが、この論争の過程で私たちは〈Four Paws〉と対話をもちました。彼らが指摘したのは、フットプリント・クロニクルに使われた写真を見るかぎり、パタゴニアが使用しているダウンはグレイグースのもので、一般的にハンガリーで飼育されているグレイグースはフォアグラ用であるという点でした。フォアグラは、レバーを肥大させるためにガチョウを強制飼育するという、ヨーロッパのほとんどの国々とアメリカのいくつかの州(2012年からはカリフォルニア州も含む)で禁止されている、物議を醸す営みです。けれどもこれはフォアグラの発祥国であるフランスとパタゴニアがダウンを調達しているハンガリーでは禁止されていません。

以前パタゴニアが聞かされていたのは、フォアグラ用に強制飼育されたガチョウからはオイリーな2級の質のダウンしか取れず、パタゴニアにはそれを提供していないということでした。けれどもそれは間違っていました。実際はダウンの質には影響はなかったのです。そしてパタゴニアには以前も現在も、食用だけではなく、レバーを肥大させるために強制飼育されたガチョウからのダウンが提供されていることがわかりました。

私たちはさらに調査をすることを決め、社会/環境責任ディレクター、素材開発ディレクター、戦略環境素材開発者を、アライド・フェザー&ダウン社の代表2人とともにハンガリーに送り込みました。自分たちの目で事実をたしかめたかったのです。一団はダウンとフェザーの処理施設、屠殺場、そしてメインのグース農場を2つずつ訪れました。この旅で訪れたパタゴニアのサプライヤーは透明性をもって対応してくれました。けれども私たちが訪れたのはすべてのサプライチェーンではないことも、ここでお伝えしなければなりません。

私たちが学んだことは受け入れがたいものでした。〈Four Paws〉は正しかったのです。私たちは食用だけでなく、フォアグラ用に飼育されたガチョウの副産物であるダウンも使っていたのです。

私たちが訪れたサプライチェーンでは、生きた鳥の羽を手摘みしている形跡は見られませんでした。そして訪れた屠殺場では、生きた鳥から羽が摘まれることがないよう、彼ら自身が鳥を購入契約しているガチョウ農場を監査しています。それでも私たちは現行の追跡プログラムは不適切であると感じました。各段階で私たちが調査した書類に不正は見られませんでしたが、独立した第三機関からもっと正式な「一連の保管」査定を受けて、それに合格できるよう、より明瞭に関連づけられなければなりません。私たちはサプライチェーンのどの部分においても、生きた鳥から羽を摘むことが確実に行われないようにしなければならないのです。

パタゴニアはあきらめません。パタゴニアは追跡プログラムと生きた鳥から摘まれたダウンを避けるための認定制度を強化します。フォアグラ用のガチョウからのダウンを採取することには抵抗がありますが、とりあえずの間、選択の余地はありません。現在、フォアグラ用に強制飼育していない食用のガチョウから副産物として採取したダウンをハンガリーで探していますが、ハンガリー以外の国からより人道的な方法によるダウンを探すこともできます。私たちはダウンのサプライチェーンの知識を深め、私たちを教育してくれるNGOとの対話を持ちつづけます。

そして私たちはこれからも私たちが学んだことをお客様にお伝えしていきます。

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